2016/05/09

パリで頭を4針縫った件~フランスの医療分業制~

こんにちは、メロントマトです。
このブログでは子連れ目線でのパリ情報をお伝えしていくことを第一目的に、公園情報や病院、その他生活基本情報をカテゴリ別に記事公開しています。
が、今日はちょっと異なり、我が子の怪我という日常生活の話を。といっても、病院にお世話になったので病院情報も載せちゃいますね~。アメホスではないですよ~。



~ケガの経緯~

先日、と言っても、もう二週間以上前のことなのですが、
とある友人のお子さんの誕生日会に招かれて、夫と息子、私の3人でお祝いしに行ったときのこと。

会場は、我が家同様子連れの家族も多く来ていて、子どもたち同士で遊んでいました。

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上の写真はバケツにボールを投げて入れる、というとっても単純な遊びに興じる子どもたち。
話す言葉は違うけれど、大きい子がジェスチャーで色々と息子に教えてくれ、一緒に遊ばせてもらっていました。

今回めでたく一歳の誕生日を迎えた子にプレゼント渡したり、

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その子のおばあちゃんが作ってくれたという料理もいろいろあって、

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一口食べて、とってもおいしかったんだけど、それ以上は食べられなかったのが残念。

というのも、このあと料理食べるどころではなくなってしまって、、、


実はこの会場の窓から、外に小さな公園が見えていたのです。
そこに息子は最初から行きたくて行きたくて、ずっと我慢していたので、ちょっとだけ連れて行こうかと思って、
「お外は寒いから上着持っていこうね。あそこにあるから取ってきたら行くよー!」
と声かけたら、止める間もなく猛ダッシュで上着のあるところへ走っていき、そのままの勢いで前につんのめって転び…

…の先がテーブルでした(汗)

額を思いっきりテーブルにぶつけ、ギャーギャー泣く息子。
とりあえず急いで抱っこしたら、私の手にも血がたくさん。ここでパニック。

子どもは泣きわめいて動くから、患部の様子をしっかり確認できない。

倒れたときの子どもの後姿とテーブルの位置関係を一瞬記憶した映像、血が流れてくる様子から、おそらくココだろうと思うところをタオルでぎゅーっと圧迫止血。

すると血は止まったものの、まだ泣き続けている。もんのすごい泣いてる。
やばい、派手に転んでも滅多に泣かないこの子が泣くって相当痛いんだろう、場所が頭だし、やはりこれは病院直行かな、いちおう患部見ておきたいな
→泣きわめいてそれどころではない。手がつけられないほど泣いてる。

で、なんか言ってる。

よくよく聞くと


「公園行きたい~、公園行きたい~」


…どうやらケガをした痛みよりも、公園行きたいのにまだ行けていない(ケガする直前に公園に行こうとしていた)ことに泣き続けていたようですww


つまり、
・意識は朦朧としていない
・頭部をケガする直前のことも覚えている
・意思表示もでき、思考回路もしっかりしている
・吐き気もない模様


ということで少し安心して、まずは泣いている子どもを落ち着かせるために公園に連れていくことにしました。落ち着いたら傷の状態を確認しよう、と。
その間、周りにいた方が、消毒液とガーゼをもってきてくれるとのこと。

公園で泣きやんで、遊びに夢中になる息子。
ひとまず落ち着いたようで、そして消毒液とガーゼも持ってきてもらえたところで、
「痛いところ、ちゃんとママに見せてね」とお願いして、額の髪の毛をかきあげたら、、

パックリ割れてるー!!!

そこにどろっと血がたまっていて、完全に中の肉が見えている状態、、、

ここでまたパニック。
完全にこれは病院行きでしょ、と即断。誰の目にも縫わなきゃいけないレベルなのは明らかでした。



~ママ友情報に救われる~

すぐにも病院連れて行かなければ、と思ったものの、実はこの日は休日。日本語が通じるアメリカンホスピタルはお休み。

えーえーどうすればいいの、、どこ行けばいいの、、


で、とっさに知り合いのママさんたちのライングループに投稿してみたら、
もう1分もしないうちに次々と、

「小児の救急ならネッカーだと思う」
「アメホス繋がらなかったらネッカーかと」
「電話いらないよ」
「救急窓口にタウシーで!」
「ネッカー行ったほうが良いよ!」
「タクシーなら、オピタルネッカーって言えばわかるはず!」


まさに神!!!
もーありがたすぎて、涙モノでした。

で、すぐにアドバイス通り、ネッカー病院(Hôpital Necker)に向かいました。
(※ネッカー病院の詳細は別途記事にしますね。)


向かっている途中も、
「気をつけて!!」
「気をつけて!!」
「気をつけてね」

病院で治療している間も、
「(息子)くん、大丈夫かな?」
「(息子)くん、まだ病院?心配だね」

超超超絶感謝です。
パリに来てから、最初は知り合い少なくて、そのうちママさんたちと知り合うようになって、でも公園で少し話すくらいで、それがだんだんラインで連絡とるようにもなって、
ほーんとに仲間って大切だなぁと改めて感じました。

もちろんね、こんな緊急のときだけじゃなくって、普段から大切な繋がりなのですが。
こんなときには、改めて思い知らされます。
何かあったときにすぐに連絡が取れる友達がいるって、本当に心強いです。



~ネッカー病院にて4針縫う~

で、話を元に戻して、ネッカー病院の中。
あ、英語は受付も医師も通じます。



これは診察して、傷口しっかり消毒して、縫う準備をしてもらっているところ。消毒で傷口をぐいぐい拭いたあとなので、相当な痛みなのでしょう、泣いています。病院で借りた2台のクルマのおもちゃをしっかり握りしめています。

このときには、お医者さんにちゃんと傷の状態を見てもらったあとなので、私は少し安心して、一瞬写真を撮る余裕が出ました。パパは優しく言葉をかけて、なだめている最中。(もちろん私もなだめてましたが💦)

で、このあと準備が整ってから私と夫、看護師の3人で子どもの体を押さえ、吸入麻酔をして(大して効かない)、注射で局所麻酔をして(けっこう痛い、しかもこれも効かない)、お医者さんにチクチクと4針縫ってもらいました。


痛かったねー、泣いたねー、汗かいたねー、、、ほんとお疲れさま。
治療が終わって、病院から出た帰り。縫ったところに医師が貼ったバンドエイドってのがちょっとアレなんですがw
ネッカー病院からエッフェル塔まで2km弱。スフレンヌ通り(Av. de Suffren)方向に見えています。

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子どもはさすがに疲れたか、抱っこでぐったり。相当痛かったからか、汗でぐっしょりでした。
通りの名前すら"Suffer"に見えてしまうくらい、苦しんだね~。大変な一日でした。



~フランスの医療分業制~

ネッカー病院の詳細については別に書きますが、
この日驚いたのは「抜糸は病院に来る必要がない」ということ。

後日、自宅に看護師が来て、抜糸するのです。

抜糸は治療ではないからわざわざ病院に来るな、ってことなんですかね。
これに限らず、複数の友人も何かの検査で病院に行ったとき、この検査はここで、こっちの検査はこの病院で、と細かく分けられていて、一つの病院で済まずに大変だった、というのを聞いたことがあります。

そもそもこちらでは、具合が悪くなったときなどに最初に訪れるのは総合病院ではなくてホームドクター(かかりつけ医)。そこから必要に応じて大きな病院に行くようです。
日本の総合病院も最近では紹介状がない場合には追加料金がとられたりと、「一般の外来は診療所や中小病院が担い、大病院は主に専門・紹介外来を担当する」という機能分化が進められているようですが。



~自宅での抜糸~

さて、4針縫ってもらったあと、抜糸は5日後ね~と言われて、医師が書いた紙をもらって(よく見ると3日後になってたwフランス人引き算はともかく足し算も苦手か?!)、でも看護師にアポとるための連絡先が分からず薬局(どこにでもある普通のPharmacie)で電話番号を聞いて、電話してアポをとり、、


で、先日看護師が自宅にやって来て、無事に抜糸しました。

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ここ、自宅です。

私が子どもを膝に乗せ、右手で子どもの髪をかき上げ、左手はスマホのライトを照らして(暗いから照らせって言われてwめっちゃ自宅感ww)、という状態で、看護師がプチップチッと糸を切っていきました。
「終わった」というので、念のためもう一度傷口を見てほしいとお願いして、再度ライトで照らして確認したところ、、

まだ一本残ってたww

あやうく一本抜糸し忘れてしまうところでした。危ない、危ない。

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~術後の様子~

その後の様子はというと、順調に治ってきています。

そもそも術後2日で女子とデートしたり、



抜糸の次の日にママとデートしたり(って毎日かw)、



術後の当日こそ痛いと言っていましたが、翌日からは痛がることもなく、今まで通り公園で遊んでいます。



ちなみにココはリュクサンブール公園。



カモの親子も泳いでいたよ~~




そして2週間以上経った今では、縫ったところのかさぶたの一部が既に取れ始めてきています。
さすが子ども、早いわ~~

わたしなんか、人生で縫った経験なんて、この子を産んだときの会陰切開だけ。
あのときは出産の痛みとものすごい疲労感で、切開部分を縫ってもらったときはチクっとした痛みしか感じなかったけど、その翌日からはかなり痛かったのを思い出しました。


今回の件、我が子ながらお疲れ様でしたと言いたい。そして部屋の中では走るなって。これまでもこれからも繰り返し言い聞かせ続けます。。


ではまた~!

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