2017/01/21

フランスの1月の風習~ガレット・デ・ロワとは?~

こんにちは、メロントマトです。

日本ではお正月にお餅やお雑煮、おせち料理を食べてお祝いしますよね。
ではその頃、フランスでは何を食べるかと言いますと…それが今日ご紹介するガレット・デ・ロワ(galette des rois)です。



☆ ★ ☆ ★ ☆

ガレット・デ・ロワ(galette des rois)とは、パイ生地の中にクレームダマンド(アーモンドクリーム)を挟んで焼いたパイ菓子です。

フランスでは1月になるとクリスマスの飾り付けが撤去され、パン屋さん(boulangerie)やスーパーのお菓子コーナーなどで一斉にガレット・デ・ロワが売り出されます。



ガレット・デ・ロワのロワ(rois)とは、フランス語で「王たち」という意味です。
単数形の王ならroiなんだけど(読み方はロワ、複数形と同じ)、なんで複数形のroisになっているかと言うと(但し複数形で最後にsが付いても発音は変わらない←sを発音しない←子音sのあとに母音がないから←これが英語との違いでもある)、この王たちとは新約聖書に登場する「東方の三博士」のこと、つまり3人いるのです。

だから英語の"of"(~の)にあたるフランス語が"des"なのね~、と納得。(複数名詞にかかる場合は"des", 単数の場合は"de"や"du"になります←さらに厳密に言えば、duはde + leが合わさったもの。)


で、話の本筋に戻りますが、このガレット・デ・ロワは、先ほど新約聖書という言葉でピンと来られたかと思いますが、キリスト教のお祝いです。
イエス・キリストの顕現を記念する公現祭という祝日に食べるのです。その公現祭が1月6日。

ちょうどお正月の時期なので、新年のお祝いと思われそうなのですが、これはキリスト教のお祝いなんですね~。
正式には1月6日ですが、別にこの日だけじゃなくても大丈夫です。1月はずーっと店頭に並べられていて、いつでも買うことができます。
もちろん自宅で作るのもアリですね!


詳しい起源だとか気になる方はググってください〜。相変わらずPC使えない環境なので手抜き記事です(・・;)


☆ ★ ☆

ちなみに上の写真を見て分かる通り、通常ガレット・デ・ロワはパイ菓子の上に王冠が乗っかって売られています。(先ほど説明したロワという名前の通りね)

これどうするかというと、もちろん頭に被ります!!!

誰が?と言いますと、
実はこのパイ菓子のクレームダマンドの中にフェーヴ(fève)という小さな陶器が埋め込まれていまして(外からは見えない)、切り分けてみんなで食べて、フェーヴが出てきた人が当たり☆王様となって王冠を被るという流れです。


この王冠がですね、お店によっていろいろな形・色・模様なんです。
もちろん街の普通のパン屋さんもいいのですが、
有名どころとして
・Pierre Hermé(ピエール・エルメ)
・Ladurée(ラデュレ)
の王冠は別格ですよ✨✨

もちろん王冠のみならず、味や見た目も申し分ないです♡


なお、近年日本でもガレット・デ・ロワとその中に埋め込まれているフェーヴが人気なようで、フェーヴ単体でも売られているようなのですが…
パリの蚤の市に行くと、一個1ユーロ以下で可愛いものがたーくさんありますよ♡
蚤の市の詳細は別途記事にする予定ですが、いつ書き上げられるか分からないのでとりあえず私がよく行く蚤の市の住所だけ書いておきます。
Avenue Marc Sangnier 75014 Paris
メトロ13番線、トラム3aのPorte de Vanvesからすぐそばです。



☆ ★ ☆


さて、私は今年どこのガレット・デ・ロワにしたかというと、去年Pierre HerméもLaduréeも食べたので、今年は少し趣を変えてSadaharu Aokiで買ってみました。

こちら、パリ市内オスマン通り(Boulevard Haussmann)沿いのギャラリーラファイエット(Galeries Lafayette)食品館地上階にあるSadaharu Aokiの店舗です。

住所:35 Boulevard Haussmann 75009 Paris(Galeries Lafayette 0階フロア)



最初の写真が、このSadaharu Aokiのショーケースでした。



中身は通常のクレームダマンドのほか、抹茶もありました。
せっかく日本人パティシエのお店にしたのだからということで、抹茶を購入♡



表面の模様付けもツヤもキレイです。

切り分けると~~



中が抹茶色です!(ってそりゃそうか笑)

そして気になるフェーヴはこちら!



車でしたー♡
なんと裏面にはSadaharu Aokiの刻印も入っているのです。なんて貴重なフェーヴ…✨✨
またパリの大切な一つの思い出になりました。


この日は友人家族と一緒に切り分けたのですが…
等分に切り分けたあと、子どもたちがそれぞれ「これがいい~」と選んだのですが、息子は「これにする」と決めたあと、発言撤回して「こっちがいい」と変更…
でもみんなで一斉に食べ始めたら、息子が最初に決めた「これにする」の中にフェーヴが入っていました。
…あ~あ(笑)。結果論ですが、最初に決めたものを変更しなければ王様になれたのに~~~(笑)。

これを機に息子には「一度決めたものは覆さない」という大切さを教えましたw

ま、でもガレット・デ・ロワの主役は子どもたちなので、Sadaharu Aokiの王冠以外にも予め用意していたものと合わせ、全員仲良く王様に♡



ちなみに一番前が息子ですが、息子が被っているのはバーガーキングの王冠です〜(笑)
先日シャンパンの街・ランス(Reims)に行ってきたのですが、そのランスの駅前のバーガーキングに入ったところ、子ども向けに大量の王冠が店内に置かれていました。←毎日が美食すぎて最終日にバーガーキングという流れでしたw

こういうものを利用すれば、自宅でガレット・デ・ロワを手作りしたとしても王冠付きで楽しめますね〜!


ではまた〜!


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コメント

非公開コメント

そういう事かー

訪仏前にお土産を調べてた時に、フェーヴって出てきて、なんだろうと調べてみてはいたのですが、イマイチ分からなくて。。。
陶器の小物だというのは分かったのですが、そういう事だったんですね。
楽しそう〜。
切り分ける時にガツンってやってしまわないかちょっと心配ですが。(笑)