2016/01/11

フランスの便利な医療センター"PMI"をご紹介~無料の予防接種、室内遊び場、フランス版母子手帳Carnet de santé(カルネ・ド・サンテ)の情報も!~

こんにちは、メロントマトです。
パリ在住で子連れとなると、赤ちゃんが室内で遊べる場所ってパリのどこかにないかな、予防接種どうしたらいいんだろう、というお悩みをお持ちの方、いるのではないでしょうか。
ということで、今日は赤ちゃんが室内で遊べたり、予防接種を無料で受けられる医療センター「PMI」をご紹介します。フランス版母子手帳「Carnet de santé」(カルネ・ド・サンテ)についても書いていますよ。


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【PMIって??】
PMIとは、「Protection Maternelle et Infantile」の略。直訳すると「母と子の保護」です。
妊娠から子どもが6歳になるまでを対象とした、母と子の健康を確保するための医療センターです。
パリ市内および郊外にたくさんあります。(日本人が多く住む15区に4つ、16区に2つあります)
詳しい住所は、記事一番下に記載しています。

とあるPMIの室内はこんなかんじ。


このときは12月に行ってので、かわいいクリスマスの飾り付けがなされていました。

具体的にここで何ができるかと言うと、
・妊娠期間中は出産に関する情報を得ることができます。(助産師へのホットラインがある)
・出産後子どもが1歳になるまでの間、必要に応じて看護師が自宅まで訪問してくれます。
・同じく1歳までの間はPMIの室内の遊び場で自由に遊ぶことができます。これは日本の児童館をイメージしてもらえれば分かりやすいかと。1歳以降でも、検診などで訪れた際の待ち時間中は遊べます。
・予防接種、身長・体重の測定などが受けられます。(予防接種は事前予約制)

そして驚くことに、すべて無料!!
予防接種も無料なんです。

一般的に民間の旅行保険で予防接種は対象に入っていないので、病院で受けるとなると負担が大きくなってしまいます。が、PMIで受ければ無料。
髄膜炎とかB型肝炎とかMMR(麻しん風しんおたふく)、インフルエンザ予防接種を無料で接種できるんです。
(私は去年PMIを知らないうちに、病院で30€支払ってインフルエンザ予防接種してしまいましたが…^^;)



【予防接種の受け方】
無料で予防接種が受けられるなんて最高なのですが(しかも待ち時間には室内遊び場で子ども遊び放題!)、ただし!それには条件があります。

それは、「Carnet de santé」(カルネ・ド・サンテ)を持っていること。
フランス版の母子手帳と理解していただければOKです。
冊子になっていて、中は予防接種経歴や子どもの成長曲線、各種記録の欄があり、また離乳食の情報なども載っています。

以下、予防接種を受けるまでの流れとしては、
1. カルネ・ド・サンテを入手する(この時点では当然ながら何も記入されていない白紙の状態)
2. 日本の母子手帳の予防接種記録をカルネ・ド・サンテに転記する→予防接種の予約ができるようになる!!!

※上の流れは、フランス国外(日本など)で出産し、その後渡仏したケースとして書いています。

以下、詳しく書きますと、
1. カルネ・ド・サンテの入手方法
(フランス国内で出産した場合は、その病院でもらえます。)
(1) 自分の住んでいる区のMairie(役所)でもらえます。これが一番確実。
(2) American HospitalやPMIでもらえた、という人もいますが、今回確認した限り、ダメでした。
(3) その他、Maison departementale de la solidariteやPoint Accueil Solidariteというところでももらえるらしいですが、パリ市内には無い模様。(あったらごめんなさい)

私の場合、(1)の方法で16区の役所に行きました。
場所はgoogle mapで「Mairie du 16e」と検索すれば出てきます。
正面の建物に入り、そこを通り抜けると奥にもう一つ建物があります。Bと書かれているドアから入って階段を上り2階(フランス式、日本式に言うと3階)、左手の部屋です。
部屋に入り、「カルネ・ド・サンテ シルブプレ」って言い、パスポートを家族分(夫・妻・子)見せたら母子手帳もらえました!!


2. 日本の母子手帳の予防接種記録をカルネ・ド・サンテに転記する方法
(1) American Hospitalで転記してもらうことができます。
ただし、診察の電話予約の際に、転記してもらいたいことを予め伝えておく必要があります。
診察はしないで転記だけしてもらうことはできません。なので、子どもが元気であればこの方法はとれません。

(2) 在仏日本大使館で翻訳&PMIで転記
在仏日本大使館で日本の母子手帳の予防接種記録を翻訳してもらうことができます。大使館内に専用の用紙があり、そこに記入して提出→中3営業日以降に翻訳された用紙を受け取れます。
その翻訳用紙とカルネ・ド・サンテをPMIに持参すると、転記してもらえます。

これで晴れて予防接種の予約ができるようになります!

PMIで転記してもらっている間、1時間以上待たされたのですが、子どもは室内遊び場で自由に遊んで終始ご機嫌でした。
これなら予防接種の待ち時間も楽しめそうです。

予防接種の予約状況はかなり混んでいるようなので、幼稚園入園前に受けなきゃって状況の人は、とにかく早めに行ったほうが良いです。予約を申し込んだ日から1ヶ月待ちなんてこともありますので。



【室内遊び場の様子】
写真は16区の北のほうにあるPMI。
16区には南と北にそれぞれPMIがありますが、私が行ったのは北のほう。こちらのほうが南よりも新しくキレイなようですよ。
Victor Hugoのすぐ近くです。



手押し車や乗り物も充実してます。



トンネルもあるので、ハイハイ期の赤ちゃんも楽しめそう!



オムツ替え&手洗い場も同じエリアにあります。



普段は0歳児向けに開放されている室内遊び場ですが、検診待ちのときなどは1歳以上の子も遊ぶことができます。



【アクセス】
google mapで「PMI」と打って表示されるものもありますが、以下のサイトのほうが正確です。
http://www.paris.fr/
トップページの検索欄に、例えばパリ2区のPMIを知りたければ"PMI 75002"と入力してもらえれば、その区の施設情報が出てきます。

参考までに、需要があると思われる15区と16区のPMIを地図に表示しておきます!

15区:
・Centre de PMI Dupleix:35, rue Dupleix 75015 Paris
・Centre de PMI Périchaux:9 rue des Périchaux 75015 Paris
・Centre de PMI Léon Séché:2 rue Léon Séché 75015 Paris
・Centre de PMI - C.E.A.S.I.L.:4 rue Vigée Lebrun 75015 Paris

16区:
・Centre de PMI Lauriston:78 rue Lauriston 75016 Paris
・Centre de PMI Claude Terrasse:35 rue Claude Terrasse 75016 Paris






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Carnet de sante

生後2ヶ月の乳児を連れて渡仏予定で、
保険をどうするか、検診や予防接種への影響はなど気になっていたので、
とても参考になりました!

Carnet de santeはフランスの健康保険に加入していなくても入手可能なんですね?
それがあればPMIが使えて身体測定や予防接種が無料になるなら、
フランスの健康保険の加入は見送ろうかなと思います。
(日本で加入しており、更にビザ申請で海外旅行保険も必須なので、保険支出がかなり重荷になってました。)

Re: Carnet de sante

Carnet de santeは、フランスの健康保険に加入していなくても入手できます。ただし、滞在許可証は必要となりますので(市役所でCarnet de santeをもらうとき、パスポートの滞在許可証をチェックされました)、日本でVISA取得→渡仏後OFFIというところで滞在許可証取得→市役所(Marie)にてCarnet de sante入手、という順番になります。
OFFIでの滞在許可証取得には、渡仏して数ヶ月かかります。私の場合は3ヶ月くらいでしたね。そのあとに市役所でCarnet de santeを入手、という流れになるので、つまり渡仏後すぐにCarnet de santeがもらえるわけではありません。
もし渡仏後すぐに予防接種を受ける必要があるのであれば、American Hospitalなどで実費負担となります。(そうはいっても健康保険料よりは安く済むと思います。おそらく予防接種1回で30〜50ユーロくらい)
私も海外旅行保険の支出が重荷であったことから、フランスの健康保険には加入していません。これまで予防接種はPMIで無料、もしくはAmerican Hospitalで30ユーロ支払う、という方法を取っています。また普段の風邪などは海外旅行保険でまかなっています。ちなみに歯医者は海外旅行保険の適用外なので実費負担ですが1回50ユーロくらい、そしてそんなに頻度も高くないので、そこまで困っていません。
PMIで注意しなければならないのは2点。1点は冒頭に述べた通り渡仏後すぐにCarnet de santeが入手できるわけではないということ。
それともう1つが、すごく混んでいる、ということです。
予防接種を予約しようとしても、翌月もしくは翌々月になる可能性もあります。
とくに0歳児の予防接種スケジュールはキツキツかと思いますので、とにかくCarnet de santeを入手したらすぐにPMIを訪れて、予防接種の予約を早めに入れるようにしたほうがいいかと思います。
色々準備が大変かと思いますが、頑張ってくださいね!!

No title

丁寧な返信ありがとうございます!

Carnet de santeは滞在許可証が必要なんですね。
それはもちろん、子供のですよね。。。
第1子なのでいつどんな予防接種が必要なのかすらきちんと把握できていなかったのですが、場合によってはアメホスの利用も視野に入れて計画立てます。
また、そんなに混んでいるとも想像していませんでした。日本感覚でやっていると、後で慌てそうですね。Carne de sante取得次第すぐPMIに行くということも、念頭に置いておきます。

他のページも拝見しましたが、HEC Parisだったんですね!私も主人がHEC Paris(2017Jan)なので、とても参考になりました!
渡仏準備を始めたばかりで色々分からないことがあるのですが、もしご迷惑でなければ色々教えていただけませんか?ブログコメントでもメールでも他の方法でも構いません。

どうぞよろしくお願いいたします。

Re: No title

Ayaさん
ご主人がHEC Parisでしたか!なるほど。
メール送りましたので、ご確認いただければと思います。

なお、メールにも書きましたが、一応こちらにも以下補足コメントします。
先日書いた滞在許可証というのは子どもの両親分のことです。説明足らずですみませんでした。
市役所で子どものCarnet de santeをもらいたいと担当者に話したところ、子どもの両親、つまり私と夫の分の滞在許可証の提示を求められました。
子どもの滞在許可証は必要なかったです。というか、そもそも子どもは滞在許可証をもらえないのです。フランスの成人年齢である18歳以上から滞在許可証の取得義務が生じます。じゃあ子どもは?というと、DOCUMENT DE CIRCULATION POUR MINEUR ETRANGER(DECEM/未成年向け出入国カード)というものを発行してもらえます。ただしこれは法的には取得義務がありません。とはいえ、取得していないと困る場合もあるので(友人の話ですが、フランス入りしたあとにシェンゲン協定外、たとえば日本に一時帰国など、でフランス国外に出国し、再入国する際に子どものDECEMが無いことを理由に再入国を認められなかったというケース)DECEMは取得しておいたほうが無難です。
が、乳幼児はまず問題ないらしく、加えて取得するのも面倒だったので私の場合は取得していません。